レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルの下には、米メジャーリーグサッカー(MLS)のクラブからオファーが届いており、ベイル自身は移籍を前向きに検討しているという。だが、元ブラジル代表FWリバウド氏は、英ブックメーカー「Betfair」の連載でベイルは欧州でプレーを続けるべきだと語った。
 リバウド氏は、「レアル・マドリードでの時間は終わりに近づいているだろう。スタメンの11人に入る回数は限られているし、夏には新戦力も加わってくるはずだ。ここ数年、いくつかの問題もあり、クラブはすでに彼に重要な選手としての信頼を寄せていない」と、ベイルの現状を分析した。
 そのうえで、「レアル・マドリードを去る確率はかなり高いだろう。だが、彼はあと2、3年はヨーロッパでプレーを続けるべきだ。プレミアリーグのクラブへの移籍が、彼にとっては最善の選択肢だろう」と、かつてプレーしたイングランドに戻ることを勧めた。
 リバウド氏は、新オーナーの就任が間近とされるニューカッスル入りすれば、スターとしての地位を保ち、巨額の年俸も得られるとした。また、現在もトップクラスの選手であることを示せる可能性も広がるとして、「本当にこのオファーが来たら、彼は受けるべきだ。ニューカッスルでは、クラブで最大のスター選手になり、プレミアリーグを戦う新たなチームを良いシーズンに導ける」と、クラブにもベイルにもメリットがあると話している。
 一方、レアルはドルトムトのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド獲得が報じられている。この19歳のストライカーについて、リバウドは、「将来的には世界最高のアタッカーの一人になれる」と太鼓判を押し、かつてブラジル代表でも一緒にプレーし、2002年には日韓ワールドカップを優勝に導いたFWロナウドとの類似点を語っている。
「スピードがあり、恐れを抱かず、得点を量産する点は似ているね。でも、彼がロナウドの後継者になると判断するのは早過ぎるよ。彼は4度のW杯に出場して、2度優勝した。その走りと得点力で、世界を虜にした。ハーランドがそのレベルに行けるか、見てみよう。でも、彼は私の眩かったチームメイトに近づける能力はあると感じるよ」
 名手リバウドもハーランドの活躍に期待を込めていた。


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