リバプールは今年1月、ザルツブルクから日本代表MF南野拓実を獲得した。英メディアは「南野がクロップの移籍の選択肢を遮断」と見出しを打ち、日本人アタッカーの確保が今夏の移籍市場の動向にも影響をもたらすと指摘している。
 南野は今冬の移籍市場でリバプールに加入したが、新型コロナウイルスの感染拡大により、プレミアリーグは無期限の延期が決定している。南野にとっては早期の適応を目指すなかでリーグとクラブが活動休止となり、思わぬ足踏みを強いられることになった。
 公式戦7試合に出場しノーゴールノーアシストと結果を残せていないが、英紙「デイリー・エクスプレス」は「南野がクロップの移籍の選択肢を遮断」と見出しを打ち、南野とサインしたことでブレーメンのコソボ代表MFミロト・ラシカの獲得を見送る方針であると伝えている。
「リバプールはこの23歳への関心が冷めている。南野がラシカと似た選手であり、リバプールは穴埋め役を補填し終えているからだ。この日本代表はストライカーの背後でも、ウイングでもどこでもプレーできる」
 ブレーメンで日本代表FW大迫勇也と共闘するラシカは今季公式戦24試合出場で10ゴールを記録している。現在チームがリーグ17位と降格圏に沈んでおり、降格した場合はラシカの移籍が濃厚となっている。リバプールは南野のポテンシャルを信じて、争奪戦から離脱する可能性が高そうだ。
【登録初月無料!】JリーグクラブのトレーニングマッチもDAZNで配信中!


※海外サッカーのランキングをチェック♪

掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
URL:https://www.football-zone.net/archives/262189