ドイツでは現地時間14日に、ドルトムント対シャルケの“レヴィア・ダービー”が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により急きょ延期となった。因縁の対決はお預けとなったが、ブンデスリーガ公式ツイッター英語版は、“レヴィア・ダービー”の歴代対戦成績とともに歴代のゴールシーンを公開。2015-16シーズンのドルトムント所属時にMF香川真司(現サラゴサ)が決めた芸術的なループシュートも収録されている。
 ルール地方を本拠地とするドルトムントとシャルケのダービーは、ドイツでも一番の盛り上がりを見せることで有名となっている。ブンデス公式ツイッター英語版は、リーグが創設された1963-64シーズンからの“レヴィア・ダービー”における対戦成績とともに、歴代のゴールシーンを回顧している。
 ブンデスリーガが開始された1963-64シーズンはシャルケが先勝したことが分かるが、それ以後はドルトムントが8連勝を飾り、戦績ではドルトムント優位の時代が続いていた。1976-77シーズンに対戦成績をタイとしたシャルケだったが、2009-2010シーズンに27勝26敗23分として逆転に成功した。
 しかし、翌シーズンにはドルトムントが勝敗数をタイとし、2011-12シーズンには再び逆転して勝利数でリードしている。現在の対戦成績はドルトムントが33勝32敗30分としており、得点数はドルトムントが147得点、シャルケが137得点を挙げている。
 映像にはシーズンごとの勝敗推移とともに、“レヴィア・ダービー”で生まれたゴールも収録。そのなかに2015-16シーズンに香川が決めたループシュートも取り上げられていた。MFモリッツ・ライトナーとのワンツーで抜け出し、ペナルティーエリアのライン手前でリターンパスを受けるとワンタッチでループシュートを狙う。絶妙な軌道を描いた一撃は、GKの頭上を超えてファーサイドのゴールネットを揺らした。
 香川の芸術的なループシュートは、4年が経過した今でもまだ記憶に新しい。その美しさは歴代ゴールのなかでもトップクラスで、永遠に語り継がれるゴールとなりそうだ。


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