レアル・マドリードは今夏の移籍市場で、長年クラブに貢献したクロアチア代表MFルカ・モドリッチに将来を選ぶ権利を与える見込みだという。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。
 モドリッチは2012年にイングランド・プレミアリーグのトットナムから加入。プレーメーカーとしてレアルの中盤に君臨しており、その間にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の3連覇を達成し、代表ではロシア・ワールドカップ準優勝。それらが評価されてバロンドールも獲得した。
 昨年の夏にはイタリア・セリエAの強豪インテルへの移籍も浮上したものの残留したモドリッチだが、今夏には契約を1年残す状況で将来の選択権が与えられるという。変わらずにインテルは獲得への興味を持ち続けるなかで、アメリカからも熱視線があるという。
 そのクラブが、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるインテル・マイアミだという。ベッカム氏は最近のインタビューで「現状のラインアップに満足はしているが、良い選手を獲得できる可能性があればいつでも動く準備がある」といったコメントを残していた。
 現在34歳のモドリッチだけに、次のクラブはキャリア最終盤を過ごす場所になり得る。イタリアかアメリカか、二つのインテルが候補に挙がるモドリッチの行き先は、今夏の注目になりそうだ。
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