UEFA(欧州サッカーリーグ)ユースリーグで珍しい光景が広がった。3日に行われたラウンド16のベンフィカU-19対リバプールU-19の一戦で、新型コロナウイルス拡大を受けて試合前の両軍握手を中止し、“ヒジタッチ”という珍挨拶を見せて驚きが広がっている。
 3日のUEFAユースリーグ16強で、ベンフィカU-19がリバプールU-19に4-1と勝利したなか、衛星放送「Eleven Sports」公式インスタグラムが試合前のワンシーンを公開。「コロナウイルスによる感染の危険性があるため、プレーヤーと審判は肘でお互いに挨拶した」と記している。
 映像は、両軍の選手と審判団が横一列に並んでいる場面から始まり、ベンフィカの選手たちが歩き出すと、まずは審判団、そしてリバプールの選手たちと試合前の挨拶を交わした。通常であれば、一人一人握手を交わしていくが、世界で猛威を振るう新型コロナウイルス感染のリスクを軽減するため、握手ではなく“ヒジタッチ”を採用した模様だ。
選手と審判、最後は両軍の選手同士がヒジタッチで挨拶する珍しい光景が広がったなか、コメント欄では「良いね」「審判も笑っている」「ヒジも感染から守るべきでは?」「冗談だろ?」「とんでもない」などの声が上がっている。
 賛否を巻き起こしている“ヒジタッチ”挨拶だが、サッカー界発の新型コロナウイルス対策は浸透するだろうか?


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掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
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