元日本代表MF本田圭佑はブラジル1部のボタフォゴに加入が決まり、ブラジルの空港では約2000人のファンから熱烈な歓迎を受けたと話題になった。特異なキャリアを歩む本田のブラジル移籍を英国メディアも「メシア(救世主)のように出迎えられた」「レジェンドの足跡をたどる」と大きく取り上げている。
 本田は昨年11月、オランダ1部フィテッセに加入。しかし、CSKAモスクワ時代の恩師でもあるレオニード・スルツキー監督が成績不振で解任されたことを受け、自身も12月に退団した。その後も複数クラブとの接触が噂されていたなかで、1月31日にボタフォゴへの移籍が決まった。
 本田加入直後にボタフォゴはアルベルト・ヴァレンティン監督の解任が決まるなど前途多難だが、現地の“本田フィーバー”ぶりは大きな話題となっている。その模様は英国メディアでも取り上げられるほどだ。
 英紙「ザ・サン」では「ケイスケ・ホンダは2020年の東京五輪出場を目標としてボタフォゴでプレーし、ガリンシャやジャイルジーニョらの後を継ぐ」との見出しで本田のブラジル移籍を伝えている。
 本田がブラジルの空港でも手厚い歓迎を受け、さらに本拠地スタジアムでの入団セレモニーにも大勢のサポーターが駆けつけた。現地の盛り上がりぶりは記事で「ベテランの日本人MFケイスケ・ホンダはメシア(救世主)のように出迎えられた」と報じられている。
 ボタフォゴは現在の成績こそ今ひとつだが、かつてはブラジル代表の名ドリブラーとして知られるガリンシャやジャイルジーニョ、ニウトン・サントスといった名選手を輩出した古豪だ。「ホンダはジャイルジーニョらの足跡をたどる」とかつての名手たちのように成功を収めることが期待されている。
 海外でのプレーはオランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリアに続く6カ国目となる本田。選手だけでなく、経営者や監督など様々な顔を持つ男はサッカー王国ブラジルでどのような活躍を見せてくれるのだろうか。
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