レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルは今冬にも移籍の噂が浮上していたが、最終的には残留を果たした。代理人であるジョナサン・バーネット氏は「ギャレスはレアル・マドリードに未来があると信じている」と今後もレアルでプレーするビジョンがあると明かした。スペイン紙「AS」が報じている。
 ベイルには古巣トッテナムへの電撃復帰などが取り沙汰されていたが、週給50万ユーロ(約6000万円)ともいわれる高額サラリーがネックとなり、実現には至らなかった。
 開幕前にはジネディーヌ・ジダン監督との関係悪化が伝えられ、シーズン途中にはウェールズ代表活動中の「ウェールズ、ゴルフ、マドリード、この順番」のバナーを掲げた問題が物議を醸したベイルだが、今でもレアルでプレーを続けることを望んでいるという。
 代理人のバーネット氏は「ギャレスはレアル・マドリードに未来があると信じている」とベイルが残留を希望していると語った。「彼の家族もハッピーで、住み心地の良さを感じている。素晴らしいライフスタイル」とマドリードでの生活に馴染んでいることもポイントに挙げている。
 今冬に浮上していたトッテナム移籍についてはやはり金銭的な障害があったようで、バーネット氏は「スパーズに戻るのはノーチャンスだった」と認めている。
 来夏にも再び去就問題は話題となりそうだが、今後については「何が起こるのか知っているのはジネディーヌ・ジダンとギャレス、そしてマドリードの会長だけだ」と語った。レアルとの契約は2022年まで残っている。お騒がせのウェールズ代表FWの動向から、今後も目が離せなそうだ。
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