バルセロナは現地時間25日に行われたリーガ・エスパニョーラ第21節、敵地でのバレンシア戦で0-2の完敗を喫し、キケ・セティエン新監督体制で初黒星を喫した。ボール支配率は70%を超えながらも決定的なチャンスを作れなかったチームについて、スペイン紙「AS」は大半の選手を酷評している。
 試合は前半11分に元スペイン代表DFジェラール・ピケがPKを献上。ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが好セーブでしのいだものの、後半3分にウルグアイ代表FWマキシ・ゴメスの放ったシュートがスペイン代表DFジョルディ・アルバに当たってコースが変わり先制を許した。
 リードを許したバルサは後半13分に流れの中から、同28分には直接FKでアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがシュートを放ったがゴールネットを揺させず。逆に後半32分にマキシ・ゴメスにこの日2点目を許して万事休した。
 ボールを持てどもゴールを奪えない。負傷で戦線離脱したウルグアイ代表FWルイス・スアレス不在の影響を感じさせたが、「AS」紙の中盤から前線への評価は厳しい。「セティエン監督のプレースタイルにすぐハマったと思われる唯一の選手」として評価されているのはスペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツのみ。中盤のオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングには「あらゆる意味で災難」、ブラジル代表MFアルトゥールには「攻撃的なパスをほぼ出さず、無害な存在」と厳しい表現を下している。
 また頼みのメッシについても「試合終了まで苦く、絶望的な姿を見せた。彼はチーム内でシュートできる唯一の人物であるようだ」と、メッシ頼みの現状が解決されていないことにも触れている。
 ポゼッション重視でバルサらしさの復権を目指す新体制にいきなり突きつけられた現実。セティエン監督はどのように状況を打開していくのだろうか。
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