レアル・マドリードは近年、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール、同MFロドリゴ、日本代表MF久保建英(現マジョルカ)と立て続けに10代のスター候補を獲得している。さらに、19日に18歳の誕生日を迎えるU-23ブラジル代表FWレイニエル・ジェズス(フラメンゴ)と契約を結ぶため、当人を飛行機でマドリード入りさせたと地元紙「AS」が報じた。
 同紙によると、レイニエルはすでにブラジル国内でメディカルチェックを受けている。ただしレアルの一員となるためには、18歳の誕生日を迎えてからというタイミングもあって、19日の契約締結となったようだ。記事でも「レアル移籍は“公然の秘密”だ」と触れている。
 レアル側は、なんとブラジルサッカー連盟との交渉によって、今週明けにもスペイン渡航を目論んでいたという。しかし、アンドレ・ジャルディン監督率いるU-23ブラジル代表は親善試合に臨んでいたこともあり、試合に出場した後レイニエルはスペインの首都マドリードへ向かうことになった。
 驚きなのはCONMEBOLプレオリンピック大会、東京五輪・南米予選との日程の兼ね合いだ。同予選は現地時間18日から開幕するが、代表招集を受けているレイニエルは最初の2試合であるペルー戦とウルグアイ戦を欠場することが確定的。「来週金曜日にはレアル・マドリードの選手としてチーム(ブラジル代表)に復帰するだろう」と伝えている。
 今回のセレソンはRBライプツィヒ所属のFWマテウス・クーニャらが名を連ねているとはいえ、超新星を欠いて2試合をスタートすることになる。出場枠はわずか「2」という狭き門のなかでレイニエル不在の影響が出るのか否か、注目が集まるところだ。
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