日本代表MF南野拓実は今年1月1日付けでリバプールへ移籍し、5日に行われたFAカップ3回戦のエバートン戦(1-0)で新天地デビューを飾った。今後の活躍が期待されるなか、ユルゲン・クロップ監督は南野の“ポジション問題”について解決策を示唆している。
 エバートンとの“マージーサイド・ダービー”で先発出場した南野は4-3-3システムの最前線に配置された。前半34分に左サイドからのベルギー代表FWディヴォック・オリギのクロスにジャンピングヘッドを試みるもあと一歩届かず、移籍後初ゴールとはならなかった。後半に入っても果敢なハイプレスで献身的なプレーを見せ続けたが、ネットを揺らせぬまま後半25分に途中交代した。
 今後、早期のフィットが求められる南野だが、英紙「メトロ」は「クロップ監督が南野のベストポジションについてヒントを残した」と見出しを打ち、プレミアリーグ第22節トットナム戦の前日記者会見で日本人アタッカーについて語ったコメントを紹介している。
「ザルツブルクにいた時の彼を何試合か確認したが、ダイヤモンドシステムで10番の役割を担うことが多かった。そして、セカンドストライカーとしてもプレーできるし、日本代表では9番としてプレーしている。ウイングでもプレーできるよね」
 クロップ監督は南野のユーティリティー性を評価したうえで、「しかし、守備の観点で言えば、彼にとって最も自然な役職はセンター(フォワード)ということになるだろう」と、現時点では最前線からプレッシングをかける“ファーストディフェンダー”としてのタスクが適任である考えを示した。
 それでも「私は彼についてのプレー教材を欲しくないし、読みたくもない。彼のポジションは一つではないのだから」と語り、「4-4-2システムであれば、サイドも、セカンドストライカーもできる。日本代表だったら、1トップもね」と、あらゆるポジションで起用するチャンスがあることを強調していた。


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