MF香川真司が所属するスペイン2部レアル・サラゴサは現地時間8日、リーガ・エスパニョーラ2部第19節で日本代表MF柴崎岳が所属するデポルティボ・ラ・コルーニャと対戦し、3-1で勝利した。日本人対決が期待されたが、柴崎は出番なし、香川は試合終盤での途中出場にとどまった。
 試合は昇格プレーオフ圏内につけるサラゴサが前半33分、39分と立て続けにゴールを奪い、アウェーで2点リードを奪う展開に。追う形となったデポルティボは後半から2選手を交代すると、3分にその交代出場のFWボルハ・ヴァレが1点差に詰め寄るゴールをゲット。その後21分にはPKを獲得したものの、キッカーが失敗し同点に追いつくことはできなかった。
 サラゴサは気落ちしたデポルティボの隙を見逃さず、後半35分にコロンビア人FWルイス・スアレスの追加点によって突き放す。その3分後に投入された香川は直後のプレーでイエローカードを受けたものの、積極にパスをもらいに行った。スペイン紙「AS」の採点では出場時間が少なかったため採点なしに終わったが、自らの持ち味を出そうとした。
 試合はこのまま3-1で終わり、サラゴサにとっては貴重な勝ち点3となった。その一方で危機的状況にあるのがデポルティボだ。
 チームは開幕戦に勝利して以降、18試合連続で勝ち点3を逃している。1勝9分け9敗の勝ち点12で最下位(22位)に沈んでおり、21位のエストレマドゥ-ラとは勝ち点5差の状況。同紙は「奈落の底に足を踏み入れ、治療することなくセグンダB(3部)に至る道を離れることは不可避だ」とし、試合後に本拠地リアソールに大ブーイングが飛んだことも明記している。1990年代後半から2000年代前半に“スーペル・デポル”と呼ばれ躍進したクラブが絶不調に陥るなか、柴崎は出番を得て救世主となれるのだろうか。


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