今冬の去就が注目されている元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、中国からのオファーを断った模様だ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
 イブラヒモビッチは年内で現所属の米MLSロサンゼルス・ギャラクシーとの契約が満了。冬の移籍市場では、移籍金ゼロで次のチームに加入することができる。そのカリスマストライカーに対しては、中国の複数クラブから下交渉を含むオファーが代理人のミノ・ライオラ氏のところに舞い込んでいたという。
 しかし、イブラヒモビッチはその中国行きに否定的な返答をライオラ氏に戻したという。それにより、移籍先は欧州に絞られたという見方が強まった。
 そうしたなかで、現在イブラヒモビッチの獲得に最も近いのは古巣でもあるイタリアの名門ACミランだという。ミランはイブラヒモビッチに対し、シーズン残り半年間だけの契約とするか、来季も含めた1年半の契約にするかの選択権を与えたとレポートしている。
 そして、数日中にもライオラ氏はミラノ入りしてカリスマストライカーの最終的な返答をミランに戻すようだ。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でJリーグ勢とも対戦する可能性がある中国行きが消滅した今、イブラヒモビッチのミランへの返答に注目が集まることになりそうだ。


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