ルイス・エンリケ氏【写真:Getty Images】
 スペインサッカー連盟(RFEF)は19日、ルイス・エンリケ氏がスペイン代表の監督に復帰したと発表。アーセナルにとって、その一報は打撃であると英紙『フットボールロンドン』は伝えている。
 ローマやセルタ、バルセロナなどの元監督であるエンリケ氏は2018年ワールドカップ後にスペイン代表監督に就任したが、今年6月に「個人的事情」により辞任を発表。その後、8月末には9歳の娘が病気のため死去したことが伝えられ、娘の闘病生活が辞任の理由であったことが明らかになった。その後、スペイン代表の指揮はアシスタントコーチを務めていたロベルト・モレノ氏が引き継いでいる。
 アーセナルは現在、プレミアリーグ第12節が終了した時点で12位。ただ、直近の公式戦5試合は3分2敗の成績を残しており、ウナイ・エメリ監督に対する批判が強まっていた。そのため、エンリケ氏がフリーだったこともありアーセナル指揮官の後任候補として浮上。だが、スペイン代表監督に復帰したことで、その可能性が消滅している。
 同紙は「エンリケ氏がアーセナルを率いる男になるかもしれないという無限の憶測の中で、この一報はアーセナルにとって打撃だ」「エンリケ氏とアーセナルが接触したとの情報もあったが、これらの報告は最新のニュースによって却下された」と伝えている。


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掲載元:フットボールチャンネル
URL:https://www.footballchannel.jp/2019/11/20/post349078/