今季のバイエルンはおかしい。開幕戦でヘルタに引き分け、10月には第7節でホッフェンハイムに敗れ、続くアウクスブルクに引き分けた時点で現地報道はそんな雰囲気を漂わせ始めた。
 だが、優勝した昨季も前半戦でアウクスブルクには引き分け、ヘルタには敗れている。王者、盟主であっても天敵はいると考えることだってできたはずだ。しかもリーグ戦とは裏腹にCLでは好調で、昨季準優勝のトッテナムとCLではクラブ史上初めて対戦しアウェイで7−2で下している。
 調子の波は確かに不安定ではあるが、そのうちいつものバイエルンに戻るかにも見えた。だが、第10節、フランクフルトにアウェイで1−5と大敗した翌日、ニコ・コバチ監督は解任された。昨季の就任1年目で2冠を達成した、元バイエルンの選手であってもわずか18カ月であっさり解任されてしまう。
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掲載元:海外サッカー - Number Web
URL:https://number.bunshun.jp/articles/-/841438