J1ヴィッセル神戸のスペイン代表FWダビド・ビジャは、13日に今季限りでの現役引退を発表した。2021シーズンからは米メジャーリーグサッカー(MLS)2部ユナイテッドサッカーリーグ(USL)加入が認められたクイーンズボロFCのオーナーに就任することも決まった。
 37歳のストライカーはデビューを果たしたスポルティング・ヒホンを皮切りに、現在はMF香川真司のプレーするサラゴサ、大ブレークのきっかけとなったバレンシア、さらには名門バルセロナやアトレチコ・マドリードなどの国内クラブを渡り歩いた。
 そして2014年からはオーストラリアのメルボルン・シティ、アメリカのニューヨーク・シティとスペインから離れてプレー。今季からJ1神戸に加入すると、ここまで26試合12ゴールを挙げて今もなお衰えない決定力を示している。
 ビジャは一つのクラブで長く活躍した元スペイン代表FWラウール・ゴンサレス氏(元レアル・マドリードほか)や同FWフェルナンド・トーレス氏(元アトレチコ、サガン鳥栖ほか)とは異なるキャリアを歩む、いわば流浪のストライカーだった。そんなビジャだが、スペインサッカー界に与えた影響は彼らを上回ると、英紙「デイリー・メール」でジャーナリストのピート・ジョンソン氏は主張している。
「彼はラウールのように、レアル・マドリードやスペイン代表サポーターにとっての最愛の選手では決してなかった。アトレチコ・マドリードでもプレーしたが、ファンからの愛着という部分で“エル・ニーニョ”ことフェルナンド・トーレスと張り合うこともなかった。だが、彼はトーレスよりも完成された選手であり、スペイン代表の運命の中ではラウールよりも大きなインパクトを与えた」
 ラウール氏はスペイン代表で102試合44得点、トーレス氏は110試合で38得点といずれも偉大な記録を残した。ビジャは出場試合数こそ及ばないものの、97試合で59得点とゴール数は2人を上回った。これは現在でもスペイン代表の歴代最多得点記録となっている。


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