日本代表MF安部裕葵が所属するバルセロナBは現地時間10日、スペイン3部グループ3第12節CDエブロ戦に臨み、1-1で引き分けた。この試合でU-21オランダ代表MFルドヴィト・ライスが見せた華麗なスキルが注目されている。
 安部も先発出場したバルセロナBは、前半を0-0で折り返して迎えた後半4分、エブロに先制点を許す展開に。そのまま試合終盤に突入し、敗戦かと思われた後半アディショナルタイムに同点ゴールを奪い、劇的な展開で勝ち点1をもぎ取った。
 この試合でピックアップされているのが、前半20分にライスが披露した超絶技巧だ。センターサークル付近での競り合いを制してマイボールにしたライスは、3人に囲まれながらも巧みな反転で前を向くと、さらに追いすがる相手3人を華麗な“ルーレット”で無力化。計6人をかわすドリブルを見せた。
 米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツ・センター」公式ツイッターは、「ピッチ中央で囲まれたら? バルセロナBのオランダ人MFルドヴィト・ライスは、こうやって抜け出した。まだ19歳だ…」と綴り、ライスのプレー動画を公開。返信欄には「未来のブスケッツ」という声も寄せられており、将来的にトップチームの心臓部を任せ得る存在として、期待が高まっているようだ。
 ライスは昨季までオランダ1部フローニンゲンで、日本代表MF堂安律(PSV)と共闘。今季からバルセロナに加入し、ここまでバルセロナBで7試合に出場している。持ち前のスキルを磨いていけば、トップチームで活躍する日も遠からず訪れるかもしれない。


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