ニコ・コバチ監督が退任し、次なる指揮官を探しているバイエルン・ミュンヘンは、元アーセナルの指揮官で現在フリーのアーセン・ベンゲル氏を就任させる可能性について議論した模様だが、最終的に他の選択肢を模索しているようだ。ドイツ紙「ビルト」の情報を引用する形で米スポーツ専門局「ESPN」が報じた。
 コバチ監督の退任が決まったバイエルンは、新指揮官の招聘に向けて動き出しており、ベンゲル氏がクラブCEOのカール・ハインツ・ルンメニゲ氏に連絡を取り、自身の立場について話し合ったとされている。
 連絡を取り合ったうえで、チームとしてはベンゲル氏ではなく、新たな選択肢を探すことに決めたようだ。クラブ側はドイツ紙「ビルト」に対して議論したことを認めたと伝えている。
「水曜日の午後、ベンゲルはルンメニゲに電話をかけ、バイエルンの監督に対する基本的な関心を示した。ただ、アーセナルでの監督としての仕事を高く評価しているが、バイエルンの監督として就任することはない」
「ESPN」の情報によれば、ベンゲル氏はバイエルンが要求するシーズン終了までの短期契約を受け入れられなかったようだ。
 これまでパリ・サンジェルマンのトーマス・トゥヘル監督、アヤックスのエリック・デン・ハーグ監督、元ライプツィヒの監督であるラルフ・ラングニック氏の名前が挙がっていたが、どの監督もバイエルンを指揮しないことを表明している。
 もう一つの選択肢としてレアル・ソシエダBを指揮し、かつてバイエルンでプレーしていたシャビ・アロンソ監督の名前が挙がっているが、果たして次の指揮官は誰になるのだろうか。



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掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
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