オランダ代表を率いる元同国代表DFロナルド・クーマン監督が、スペイン王者バルセロナの監督に就任するのであれば来夏の退任を容認する“バルセロナ監督条項”が現行の契約に盛り込まれていることを認めた。衛星放送「ユーロ・スポーツ」が伝えている。
 バルセロナは今季のリーガ・エスパニョーラでトップに立っている。しかし、前節のレバンテ戦(1-3)を含めここまで3敗を喫しており、エルネスト・バルベルデ監督への風当たりは強い。
 そんななか、現役時代にFKのスペシャリストとしてバルセロナのリーグ4連覇やUEFAチャンピオンズリーグ制覇に貢献し、DFにもかかわらずプロ通算17年で193ゴールという偉大な記録を残したクーマン監督が、次期指揮官候補に浮上している。
 スペイン紙「マルカ」は先日、オランダサッカー連盟でスポーツディレクターを務めるニコ・ジャン・ホーフマ氏が衛星放送「FOXスポーツ」のインタビューで、具体的な金額は明かさなかったものの、クーマン監督は2020年欧州選手権(EURO)以降であれば、他クラブからオファーが来た際にオランダ代表監督を退任できる契約になっていると明かしたと報じていた。
 そのような報道が広まり、クーマン監督は自らこの状況を明確にしなければならないと考えたようだ。同氏は「(条項は)EUROを終えた後、バルセロナにのみ適用される。今すぐに退任することはない。それは100パーセント間違いない」と述べ、こう続けている。
「EURO終了後に、“評価”の時間が設けられる。KNVB(オランダサッカー連盟)は、もしかしたら『EUROはひどいパフォーマンスだった。これ以降契約を延長することはない』と言うかもしれない。どうなるかは誰にも分からない。しかし、私には“ある一つのクラブ”のためであれば退任できる機会がある。その一つのクラブのためだけだ」
 そして、「間違いなく言えることは、他のクラブのためにオランダ代表の監督を退任することはない」と続け、オファーが来た際に退任できるという条項はバルセロナからのオファーのみに適用されるものだと説明した。EURO後のクーマン監督の動向は、注目を集めることになりそうだ。


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