アーセナルは現地時間9月30日、プレミアリーグ第7節マンチェスター・ユナイテッド戦で1-1のドローに終わった。試合後、アーセナルのキャプテンを務めるスイス代表MFグラニト・ジャカの失点シーンでの守備対応に批判が殺到している。英ラジオ局「talkSPORT」が報じた。
 アーセナルはユナイテッドとの大一番で、前半45分にカウンターの流れからスコットランド代表MFスコット・マクトミネイに決められて先制されたものの、後半13分に相手のミスを突き、ガボン代表FWピエール=エメリック・オーバメヤンが同点弾を奪取。その後も最後まで攻め立てたが、決め切れずに1-1のドローに終わった。
 試合後に批判の的となったのは、正式なキャプテンに任命されたばかりのジャカだった。マクトミネイのゴールとなったミドルシュートに対し、コース上にいたジャカは両腕を後ろに回して頭を下げるような形を取ってしまう。その結果、シュートはジャカの頭上を通過してゴールイン。シュートを避けるかのようなプレーに批判が殺到した。
 アーセナルファンとして知られるジャーナリストのピアース・モーガン氏は、自身のツイッターで「ジャカは失点の場面でとんでもない怠け者だった。試合を通して、ただ突っ立っていただけだ。責任感も危機感もリーダーシップもない」と痛烈に批判。この場面の写真を投稿し、「これが我々のキャプテンだ」と皮肉めいた投稿をしている。
 また、「talkSPORT」の番組に出演していたアーセナルファンのリチャードさんは「彼は演劇に出てくる馬のようだ。なぜ彼をクラブのキャプテンに任命したのか。エメリ監督は先週、ジャカを交代させた時にエミレーツの人々に拍手されていたのに」と語り、ジャカをキャプテンに任命したクラブにも責任があると厳しい言葉を送ったという。
 アーセナル加入4年目を迎えるジャカだが、クラブからの信頼は厚いものの、サポーターからは厳しい目で見られているようだ。


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