ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは、今夏の移籍市場でバルセロナからバイエルンへ期限付き移籍した。新天地に渡った後、リバプール時代の恩師であるユルゲン・クロップ監督からメッセージをもらったという。ドイツ紙「ビルト」の内容を、英紙「メトロ」が報じている。
 今夏、プレミアリーグ復帰も報じられていたコウチーニョは、リバプール行きを望んでいたとされている。しかし、最終的には買い取りオプション付きの期限付き移籍で、バイエルン加入で落ち着いた。かつてブンデスリーガのドルトムントで指揮を執っていたクロップ監督は、コウチーニョのバイエルン入りを喜んだという。
「バイエルンは巨大なクラブであり、ブンデスリーガは素晴らしいリーグだ。君がそこでプレーをしている姿を見るのは嬉しいよ」
 コウチーニョはそうクロップ監督から言葉をかけられたと明かす。再びリバプールで共闘とはならなかったが、「クロップは単純に素晴らしい監督だよ。世界でも最高の監督の1人だ。真のリーダーなんだよ」と、ドイツ人指揮官の手腕を絶賛した。
「僕は彼から多くのことを学んだ。特にメンタル面についてね。彼は試合前、そして試合中、常に正しい言葉を見つけてくれる。そして次の対戦相手と向き合えるように導いてくれるんだ。彼はリバプールを変貌させ、再びとても強いチームにしてくれた。彼と一緒に仕事ができたのは、栄誉なことだよ」
 昨季のUEFAチャンピオンズリーグでバイエルンとリバプールは1回戦で対戦している。両チームが勝ち上がれば、欧州最高峰の舞台でコウチーニョとクロップ監督の対戦が見られるかもしれない。


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