安西幸輝【写真:Getty Images】
 日本代表は4日、茨城県鹿嶋市内で合宿3日目の練習を行った。練習後、安西幸輝は5日に行われるパラグアイ代表戦を前に取材に応じた。
 今年7月に鹿島アントラーズからポルトガル1部ポルティモネンセに移籍した安西は約2ヶ月ぶりの凱旋帰国となった。「僕は2カ月前まで使っていたので、そういう部分では、やっぱりピッチに出て、サポーターの人たちに成長した姿を見せたい」と移籍後最初の試合が慣れ親しんだスタジアムという事もあり特別な気持ちを持って挑むようだ。
 所属するポルティモネンセでは開幕から右SBのレギュラーとして全試合に出場している。「ポルトガルリーグはすごく激しくて、非常にコンパクトで、3トップのチームがすごく多くて、サイドハーフはガンガン仕掛けてくるので、そういう守備の1対1というのはすごくやってきたと思うし、本当にサッカーのやり方が日本とは全然違かったので、そこはすごく良い勉強になっています」と語る安西はポルトガルで充実した日々を過ごしているようだ。
 ポルトガルでは攻撃面での成長を感じているようで「ウイングの選手が張って1対1を仕掛けてくるぶん、守備はあまりやってこないので、オーバーラップをしたときにすごくチャンスになる回数が日本よりも増えているので、そのあたりの攻撃に関してはすごく自信を持ってやっています」と話す。
 今年3月に行われたコロンビア代表戦でデビューを果たした安西はしばらく代表から遠ざかっていた。「あまり力まずに、普段通りにやることが大事だと思ったので、もちろんカシマという自分の思い入れがあるピッチですけれど、平常心を保ちながら、チャンスが来たときにしっかり結果を出せるようにやりたいです」と意気込みを語った。
(取材:舩木渉、文・構成:編集部)


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掲載元:フットボールチャンネル
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