イングランド1部マンチェスター・シティからスコットランド1部ハーツへの期限付き移籍が決まったFW食野亮太郎が、地元メディアのインタビューで元日本代表MF中村俊輔(横浜FC)からインスピレーションを受けたと語った。スコットランド紙「デイリー・レコード」が報じている。
 食野は今夏、ガンバ大阪からイングランドの強豪シティへと移籍。さらに武者修行のため、今季はハーツへのレンタルが決まった。
 クラブ史上初の日本人選手となった食野。スコットランドで日本人選手と言えば、やはりセルティックで活躍した元日本代表MF中村俊輔が印象的なだけに、日本のレジェンドについて言及している。
「彼は日本の偉大な選手で、スコットランドでの実績も素晴らしいです。スコットランドでも多くの人が中村選手のことを話しています。中村選手がセルティックでそうだったように、僕もサポーターから愛される選手になりたいです」
 名門シティに引き抜かれ、ハーツにやってきた21歳は意気込みを語っている。「子供の頃はあまりサッカーを見ていなかったんですが、ハーツに来ることが決まってから中村選手のビデオを見ました」とセルティック時代の中村のプレーを見て、スコットランドのサッカーの特徴について“予習”してきたとも明かした。
「僕は2週間前のロス・カウンティ戦を見にここへ来ました。違いを作り出してチームを助けられると思います。ハーツのサポーターは非常に熱狂的で激しい。早くプレーしたいです」
 G大阪の下部組織で育ち、海を渡った食野。初の海外挑戦の舞台となるスコットランドで、どのような活躍を見せてくれるだろうか。


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