コロンビアのレジェンドであるカルロス・バルデラマ氏は、レアル・マドリードからの移籍が囁かれる同郷の後輩MFハメス・ロドリゲスについて、「ジダン監督は彼を望んでいない」と退団を促した。英メディア「トライバル・フットボール」が報じている。
 2014年のブラジル・ワールドカップで一躍スターの仲間入りを果たし、同年にレアルへ移籍したハメス。初年度こそ結果を残したが、2年目は徐々に出場機会が減り、17年からはバイエルンへ2年間の期限付き移籍をしていた。
 しかし、バイエルンが買い取りオプションを行使せず、保有権はレアルに戻ってきており、新たな移籍先探しに奔走している。そんなハメスに対して口を開いたのがバルデラマ氏だ。コロンビアのレジェンドは、ジネディーヌ・ジダン監督がハメスを公平に取り扱っていないとし、移籍するべきだと助言した。
「彼を別のチームに行かせよう。監督は彼を望んでいない。彼がレアルに留まり続ける限り、ハメスがプレーする機会はほとんどないだろう。彼がクラブに移籍した時、ファンはパーティーを開いた。会長も彼を祝福していたけど、監督は彼を望んでいなかった。ジダン監督が残っている場合、ハメスはプレーできないので彼を手放す方が良いだろう。メンバーを選ぶのは監督だからね」
 かつての恩師であるカルロ・アンチェロッティ監督率いるナポリやアトレチコ・マドリーが興味を示しているとされるが、バルデラマ氏の助言通りレアルから移籍することになるのだろうか。


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