米MLS(メジャーリーグサッカー)のD.C.ユナイテッドでプレーしている元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが、選手兼コーチとして英2部ダービー・カウンティに加入する可能性が浮上している。英紙「デイリー・メール」が報じている。
 ルーニーはかつてマンチェスター・ユナイテッドで13シーズンにわたって活躍し、同クラブ歴代最多253得点を記録。イングランド代表でもやはり歴代最多得点記録(53得点)を持つなど、まさに生けるレジェンドだ。2018年からアメリカのトップリーグであるMLSのD.C.ユナイテッドで活躍してきた。
 そんな33歳のストライカーに、イングランド復帰の話が持ち上がっている。現在交渉中とされるのは、今季から元オランダ代表MFのフィリップ・コクー監督が就任したダービーだ。現地時間5日に英国入りしており、6日中には移籍が完了するものと見られている。D.C.ユナイテッドとの契約はまだ1年残っているが、それを解消して1年ぶりの母国復帰に向かっているという。
 記事によれば、ルーニーはコーチ兼任の役割として所属することに見込み。ダービーは昨季までルーニーと代表チームで同僚だったフランク・ランパード監督が率いたクラブで、その指揮官は古巣チェルシーへとステップアップを果たした。以前から将来は指導者の道に進みたいと話しているルーニーも、その夢の第一歩をダービーで踏み出すことになりそうだ。


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