マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表FWロメル・ルカクは、セリエAの強豪ユベントスとインテルが獲得に乗り出しているとされるが、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、「ルカクの最終ラウンドがスタート」と報じている。
 イングランド・プレミアリーグ現地時間9日に開幕が迫っているだけに、ユナイテッドとしてはルカクの移籍交渉は代替要員の確保を考えても、プレミアの移籍市場が閉じる8日を過ぎれば放出も立ち消えになる可能性が高まる。
 そうした意味では、セリエの2クラブにとって残された時間は長くない。「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、ユベントスのファビオ・パラティチ氏がイングランド入りして交渉を進めているとレポート。一方で、交渉に含めるとされているアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの態度がハッキリとしないことが“ブレーキ要因”だとしている。
 インテルは獲得に向けた動きを進めている一方で、公式に“戦力外”をアナウンスされている前主将のアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディが移籍交渉に「イエス」を出さないのであれば、残り契約2年間を飼い殺しにすることも辞さないという。
 いずれにせよ、プレミア関連の選手にとって交渉の最終段階を迎えているのは間違いない。インタビューで「セリエAでプレーするのは夢」と話したルカクは、いずれかのイタリアの強豪へと活躍の場を移すことになるのだろうか。


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掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
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