コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、ドイツ王者バイエルンへの2年間のレンタルを終え、現時点では保有先のレアル・マドリード所属だ。しかし、新天地を求めており、同都市のライバルであるアトレチコへの“禁断の移籍”に近づいていると報じられている。アトレチコのエンリケ・セレソ会長が「交渉中」に関しては否定するも、ハメスに関心があることについては認めるような発言をしたという。スペイン紙「マルカ」が伝えた。
 セレソ会長は、「アトレチコは素晴らしい選手に興味がある。ハメスは素晴らしい選手」としながらも「彼がうちに来ることに関しては、いくらか相違がある。交渉? 私が知る限りではノーだ」と話した。
 今夏の移籍市場でアトレチコは、イングランド代表DFキーラン・トリッピアー、スペイン代表DFマリオ・エルモソの獲得を発表するなど、守備陣を補強。セレソ会長は「数選手を獲得したし、現在数名と交渉中だ。交渉は上手くいくこともあれば、そうでないこともある。いずれにせよ進行中のものがある」と、今後さらに数選手を補強する可能性を示唆した。
 また、バルセロナに移籍したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンについては、「私はいつも選手たちが望むところでプレーするように話してきた。グリーズマンはバルセロナに行くことを決断したんだ。彼らが、彼(グリーズマン)のことを私たちと同じように良い待遇をすることを願う」とコメントしている。
 今夏の移籍市場に揺れるアトレチコだが、どんな結末を迎えるのだろうか。


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