今夏、フランクフルトからレアル・マドリードに加わったセルビア代表FWルカ・ヨビッチは、自身が子供の頃から憧れていたサッカー選手を告白。レアルOBでもある元ブラジル代表FWロナウドの名前を挙げ、「マジシャンのトリックのように速かったことを覚えている」と“怪物”と呼ばれたストライカーの凄みを解説した。スペイン紙「AS」が報じている。
 日本代表MF久保建英らとともにカナダでプレシーズンのトレーニングを行っているヨビッチは「AS」のインタビューに答え、彼の人生やこれまでのキャリア、与えられたアドバイス、夢などについて言及。そのなかで子供の頃に憧れていた選手を明かした。
 その選手とは、元ブラジル代表で“フェノメノ(怪物)”の愛称で知られたロナウドだ。「僕がどうしてストライカーとしてプレーし始めたのかは分からない。だけど、ずっと得点に夢中になっていたんだ」と振り返るヨビッチは、自分の家にあったビデオがストライカーというポジションに魅了されるきっかけとなったと語った。
「僕が子供の頃は、2006年までのあらゆるワールドカップのすべてのゴールをまとめた2つのVHS(ビデオ)を持っていた。90年のW杯で元カメルーン代表FWロジェ・ミラに魅了されたのを覚えているし、もちろんロナウドもそうだ。オリジナルのロナウドだよ」
 またヨビッチは「僕は、ロナウドがGKに対してどのようにシザースのドリブルをしているかに夢中になった。マジシャンのトリックのように速かったことを覚えているよ。ロナウドはとても簡単そうにフットボールをしていたんだ」とロナウドの凄みを解説している。
 自分自身については「人生で誰もが何かの才能を持っている。そして、僕自身は得点を取ること」と語ったヨビッチ。ロナウドを見て育ったストライカーは、抜群の得点感覚を武器に、新たな舞台でスターになるための一歩を踏み出そうとしている。


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掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
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