日本代表DF冨安健洋(シント=トロイデン)の加入が決まったイタリア1部ボローニャで、日本人DFとポジションを争う可能性があるライバルがいよいよ始動する。新加入のオランダ人DFは「みんなでビッグなことをしたい」と闘志を燃やしているようだ。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が伝えた。
 ボローニャの新戦力として期待を集めているのは、26歳のオランダ人DFステファノ・デンスビルだ。母国アヤックスの下部組織出身で、2012年にトップチームへ昇格。2015年からベルギーのクラブ・ブルージュへ活躍の場を移し、新シーズンからイタリアを舞台に戦う。
 オランダの年代別代表を経験してきたセンターバック(CB)は、メディカルチェックを経て現地時間9日のトレーニングから参加するなか、デンスビルは「このチームの重要な一員になりたい」と力を込める。
 昨季のリーグ戦を10位でフィニッシュしたボローニャ。失点数はリーグ13位(56失点)で守備の改善が課題の一つとなっており、デンスビルは「みんなでビッグなことをしたい。昨シーズンよりも良いシーズンになることを祈る」を意欲満々だ。
 日本代表に定着した冨安もボローニャ入りが正式決定。デンスビルはポジションを争うライバルであり、CBでコンビを組む可能性もある“相棒候補”となる。
 チームはトレーニングを続け、7月25日から8月2日までオーストリア合宿を実施予定。デンスビルは「僕のいるシーズンは、ヨーロッパリーグに行けるようになりたい。チームメイトと一緒に向上したい」と気持ちを漲らせており、新シーズンに向けて期待が高まる。


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掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
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