コパ・アメリカ(南米選手権)はグループステージ最終節を迎え、決勝トーナメント進出へ必死の戦いが続く。特に混戦模様なのはグループBで、パラグアイ、アルゼンチン、そして招待国のカタールが2位と3位を争う状況となっている。その中でアルゼンチンとの直接対決に挑むアジア王者カタールの指揮官は、相手エースFWリオネル・メッシについて「記念撮影に来たわけじゃない」と本気で勝ちに行くことを明言したようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
 前日の記者会見に出席したのは、フェリックス・サンチェス監督。今年のアジアカップでは決勝で日本を下して初優勝を飾るなど、2022年のワールドカップ(W杯)開催国として存在感を急激に高めているなかで、バルサの下部組織の指導経験があることもあってかメッシの質問が飛んだ。
「私はバルサでコーチをしていたが、彼を指導したことはない。ただ、バルサ史上最高の選手だ。どんなゲームも決定づけられるし、彼を止める方法を編み出そうとしたコーチは何百人もいる。彼を止める“魔法の公式”はないからね」
 サンチェス監督はこのようにメッシに最大限のリスペクトを見せている。ただしこの試合に勝利するか否かで、決勝トーナメント進出を果たせるかが決まる大勝負だ。それを意識してか、このようにも発言している。
「我々は南米大陸において、あまり知られていない存在であることは確かだ。しかし我々は特別なプロの集団だし、戦うためにここにきている。決してメッシと記念撮影をしに来たわけではない」
 勝利に収着する姿勢を前面に押し出した。また「メッシに関しては最後の(自陣の)3分の1で彼のボールタッチを最小限にとどめたい」と、ゴール前を固めることを示唆する発言を口にしている。勢いに乗る新興国が、世界ナンバーワンプレーヤーを止めてアジア勢初のグループステージ突破を果たすのか――。注目が集まる。


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