チリ戦、やはりレベルの違いは歴然でした。
 体力、メンタル的に追い込まれた終盤に一気にたたみかけられての0-4。ただ、試合の入り自体は悪くないどころか、むしろ良く感じました。チリが慎重だったのか、あまりシュートを放ってこなかったこともあったけど、日本は最後の局面で守れていました。
 そのまま0-0で耐えて、勝ち点3が絶対に欲しいチリがゴールを獲りにいかないといけない展開に持ち込めば、もう少し後半もやれたのでは、と思います。だからこそ、前半終了間際にセットプレーで1点取られたのが痛かったし、チリとしてみれば精神的にも余裕が出ました。
 後半は力の差を見せつけられましたが、前半20分くらいまではカウンター、裏を狙うなど、日本の狙いは見えました。
高い位置取り、裏を狙うスピード。 1つ例を挙げると、チリのサイドバックが上がったスペースに久保(建英)が流れて受けたり、(中島)翔哉も左サイドの高い位置でボールを受けていましたよね。
 そうやって2人がスムーズに前を向いてドリブルを仕掛けていけば、チリの最終ラインが下がっていかざるを得ない。それをしたことで、序盤は相手からかかるプレッシャーを軽減できていました。
 また前田(大然)や上田(綺世)も自分の特長であるスピードを生かして最終ライン裏を狙っていたと思います。
 たとえば開始早々に上田が相手DFとボールの間に上手く体を入れて、いい位置でフリーキックを取った場面がありましたよね。チャンスの数自体は少ないとはいえ、スペースを有効活用しようとしたし、まったく何もできなかったわけではなかったと思います。


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掲載元:サッカー日本代表 - Number Web
URL:https://number.bunshun.jp/articles/-/839732