森保一監督率いる日本代表は9日の国際親善試合(ひとめぼれスタジアム宮城/19時)でエルサルバドル戦と対戦する。追加招集のFW永井謙佑(FC東京)は1トップで先発起用の可能性も浮上するなか、「自分の特徴を出したい」と意欲を見せた一方、18歳MF久保建英(FC東京)と代表での共闘を熱望した。
 FW鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)の右内転筋負傷を受けて追加招集された永井は、クラブを通じて「チームも好調なので、東京でのプレーや自分の良さを日本代表でも発揮できるように、しっかりとプレーしたいと思います」とコメント。4年ぶりの代表復帰を果たしたなか、エルサルバドル戦で出場の機会が巡ってきそうだ。
「チームでも前しかやっていない」と1トップ起用を自ら示唆。「背後を狙って味方のスペースを作りつつ、自分も裏で起点になれるようにやっていきたい」とイメージを膨らませ、トリニダード・トバゴ戦を受けて「シャドーの距離感を改善すれば、より攻撃的になるんじゃないかなと。距離感が遠いとワンツーで崩したり、フリックしたりができない」と改善ポイントも見出している。
 エルサルバドル戦では久保の代表デビューに期待が集まるなか、FC東京で共闘する永井は「タケは上手いですから」と若きアタッカーの実力に太鼓判を押す。代表での攻撃ユニット結成に「一緒にできればベストですけど……」と期待を抱きつつ、「まずは自分のことに集中したい」と気を引き締めた。
 現在リーグで首位を走るFC東京の攻撃を牽引する2人が代表の舞台でも躍動するだろうか。


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