“アゲイン1983”――。
 5月23日からポーランドで開幕される「2019 FIFA U-20ワールドカップ(W杯)」に出場するU-20韓国代表の目標がこれだ。
 同代表を率いるチョン・ジョンヨン監督は今月2日の最終メンバー発表会見で、「個人的には(目標を)“アゲイン1983年”と言っておきたい」と語っていた。
 36年前の1983年。メキシコで開催されたFIFAワールドユース選手権(U-20W杯の前身)で韓国は、準決勝でブラジルに1-2で敗れたものの、ベスト4入りを果たした。同大会における韓国の最高成績でもある。
 今大会、グループFに入った韓国は、25日の初戦でポルトガル、同29日に南アフリカ、6月1日にアルゼンチンと対戦するのだが、多くの韓国メディアが“死の組”と表現している。確かに簡単には勝たせてくれない強豪国との対戦が続く。
 だが、韓国が目標をベスト4と大きく掲げたのには理由がある。それはU-20代表に選出したメンバーの実力に自信があるからだ。
久保ら招集外の日本、一方で韓国は? それこそ、U-20日本代表とは対照的である。Jリーグで高いパフォーマンスを発揮しているFC東京のMF久保建英、サンフレッチェ広島のGK大迫敬介、鹿島アントラーズのMF安部裕葵ら主軸選手は、6月14日開幕のコパ・アメリカ(ブラジル)に出場するA代表選出を前提に、登録メンバーから外れた。
 一方の韓国は、今大会を完全に勝ちに来ている。大韓サッカー協会が発表した21人のうち、5人が欧州のクラブに所属する海外組。それも欧州で注目を集めている期待の若手選手ばかりだ。
 ハンブルガーSV(ドイツ)のGKチェ・ミンス、ディナモ・ザグレブ(クロアチア)のDFキム・ヒョヌ、FCリーフェリング(オーストリア)のMFキム・ジョンミン、バレンシア(スペイン)のMFイ・カンイン、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)のFWチョン・ウヨンが名を連ねている。


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掲載元:海外サッカー - Number Web
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