ウォルバーハンプトンは今季、7シーズンぶりのプレミアリーグ復帰を果たし、充実のシーズンを過ごしている。リーグ戦では堂々の7位につけ、FAカップではリバプールやマンチェスター・ユナイテッドという強豪を打ち倒してベスト4まで駒を進めた。そんな“ウルブス”のエースが、メキシコ代表FWラウール・ヒメネスだが、他競技との“交流”で話題を集めている。
 FAカップ準決勝ワトフォード戦、ウォルバーハンプトンは2-3の逆転負けを喫しているが、一時2-0とするゴールを決めたのがヒメネスだった。その際のセレブレーションとして、ゴールの裏に潜ませていたマスクを被り、アーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンがたびたび行うことで有名な“マスクパフォーマンス”を見せている。
 ヒメネスが着用したマスクは、プロレス団体「WWE」のメキシコ系アメリカ人プロレスラーであり、友人でもあるシン・カラのトレードマークとなっているもの。それもウォルバーハンプトンのロゴが入った“特別製”だった。
 惜しくも試合に敗れて準決勝敗退となったウォルバーハンプトンとヒメネスだが、シン・カラは感謝の気持ちを伝えるためにウォルバーハンプトンの練習場を訪問。キャプテンを務めるMFコナー・コーディ、そしてもちろんヒメネスと記念撮影した。
 シン・カラは自身の公式インスタグラムで「ウルブスと偉大な友人ラウール・ヒメネスのサポートのため、準備完了だ!」とコメントを添え、ヒメネスとの2ショットを公開。コメント欄には「まるで兄弟のようだ」「2人の偉大なスポーツマンに敬意を」「マスクはどこで買えるの?」といったものから、「ミスター・シン・カラ、来てくれてありがとう」と律儀な訪問に感謝するものも寄せられていた。
 英紙「ザ・サン」は“マスクパフォーマンス”から続く一連の流れについて、「クラブのマネージング・ディレクターを務めるロウリー・ダーリンプルは賢明な動きを見せた」と報じた。パフォーマンスを行った試合を落としたことで批判もあったなか、メキシコでの市場開拓を目論むクラブとして正しいリアクションを取っていると評価している。
 今季開幕前にベンフィカから期限付き移籍で加入したヒメネスは先月、完全移籍に移行したばかり。母国メキシコとクラブの間に生まれた“縁”は、今後どのように発展していくのだろうか。


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