ユベントスは現地時間10日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦、アヤックスの本拠地に乗り込んだが、1-1のドロー。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが負傷から復帰してアウェーゴールを奪った。
 ユベントスは主将のイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが負傷により遠征メンバー外。一方で、3月25日の欧州選手権(EURO)予選のセルビア戦で負傷交代して以来の復帰となるロナウドはスタメンに名を連ねた。
 前半は立ち上がりからホームのアヤックスが攻勢に出て、MFハキム・ジエクが際どいシュートを何本か放ったが、ユベントスのポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーのファインセーブもあり無失点のまま時間が進んだ。
 そのままスコアレスで前半が終わろうかという同45分、ユベントスは自陣左サイドからのスローインでウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールが前を向き、中央のロナウドに展開。ロナウドは右サイドを駆け上がってきたポルトガル代表DFジョアン・カンセロにパスを捌くと一気にゴール前へ。ドリブルで持ち運んだカンセロがゴール前に丁寧な浮き球を供給すると、ロナウドがダイビングヘッドでゴール。ユベントスが貴重なアウェーゴールを奪って前半を1-0で終えた。
 しかし、アヤックスは後半のキックオフからのマイボールを継続すると、前線にボールを供給。ユベントスのカンセロが処理に手間取ったところを奪い取ると、左45度付近からドリブルでカットインしたブラジル代表FWダビド・ネレスが右足で巻き込むようなシュートをファーサイドに流し込んで、あっという間のゴール。記録上は後半1分となる得点で同点に追いついた。
 その後はアヤックスがボールを保持する時間の長い試合を進めた。それでもアヤックスはユベントスの守備を切り崩せず、逆に後半40分には途中出場したユベントスのブラジル代表FWドウグラス・コスタにポスト直撃のシュートを放たれて冷や汗をかいた。
 結局、どちらのチームも決勝ゴールを奪えずに試合は1-1で終了。この試合でイエローカードを4枚も受けたアヤックスは、左サイドバックのDFニコロ・タグリアフィコが次戦出場停止となった。第2戦はユベントスのホームで行われる。


※海外サッカーのランキングをチェック♪

掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
URL:https://www.football-zone.net/archives/182240