FC東京のU-21日本代表MF久保建英が、来夏にバルセロナへ復帰する見込みであることが、スペイン紙で報じられた。この報道についてFC東京側は否定しているが、バルセロナ専門メディアは「21世紀におけるアジア最高の選手になる可能性を秘めている」と、そのポテンシャルに太鼓判を押している。
 久保は10歳の時にバルセロナの下部組織に加入。しかし、2014年にバルセロナがFIFAから18歳未満の選手移籍に関する規約違反によって罰則を受けたことで、久保は公式戦の出場機会を得るため翌年にFC東京の下部組織へと移籍した。17年には16歳でトップデビューを果たし、18年に横浜F・マリノスへの期限付き移籍を経て、今季はレンタルバックでFC東京に復帰していた。
 今年6月に18歳となる久保は、これまでのように制限されることなく国際移籍が可能となる。マンチェスター・シティとパリ・サンジェルマンからの関心も取り沙汰されているが、14日付のスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」がバルセロナ復帰で合意に達したことを報じた。
 バルセロナ専門メディア「EVERYTHING BARCA」も、「“日本のメッシ”が母国での4年間を経てバルセロナに帰還」と見出しを打って報じ、「久保は今季攻撃面で苦しんでいるバルセロナBを強化するために加わることになるだろう」と主張している。トップチームでの活躍は時期尚早としながらも、将来の可能性に期待を寄せている。


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