J1のFC東京はキャンプ最終日の9日、J1名古屋と練習試合(45分×4本)を実施。2020年東京五輪出場が期待される久保建英(17)が主力組の右MFで先発し、2本目にドリブルからゴールを奪った。23日の川崎との開幕戦(等々力)は先発が有力。17歳8カ月19日での開幕スタメンはクラブ最年少、J1では史上3番目の若さになる。
 降ったり、止んだり。南国のはっきりしない天気とは対照的に、FC東京のMF久保のプレーは明瞭だった。練習試合の2本目の8分。右サイドでパスを受けると、DF2人をドリブルで振り切り、左足でGKの股下を抜く技ありシュートだ。
 「ゴールという結果でアピールできたのは良かった。ボールを持ってからはシュートしか考えていなかった」
 沖縄キャンプ最終日は名古屋と45分×4本の総仕上げを実施。久保は主力組中心の1、2本目で4-4-2布陣の右MFに入った。ゴール以外にも中央からのドリブル突破でチャンスを演出。守っては全力疾走で戻り、相手のカウンターの芽を摘んだ。71分間の出場で存在感を放った。
 守備に難があった昨季は出番が減少し、シーズン途中に横浜Mへ期限付き移籍。FC東京に戻った今季は成長の跡が見える。長谷川監督は「フィジカルも強くなり、(人の)話を聞くようになった。ゴールもいい形」と称賛。昨季、チームは前半戦で2位につけながら失速し6位。攻撃力向上に向けて「ドリブルでアクセントを付けられる選手がいなかったが、よかった」と久保に大きな期待をかける。
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掲載元:「サッカー」の最新ニュース - SANSPO.COM(サンスポ・コム)
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