J1ヴィッセル神戸が獲得に乗り出していると伝えられるチェルシーの元スペイン代表MFセスク・ファブレガスについて、イタリアの名門ACミランの新CEO(最高経営責任者)は全力での獲得を目指しているという。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じた。
 ミランは12月からCEOに元アーセナルCEOのイバン・ガジディス氏が就任。盛んに元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(LAギャラクシー)の獲得を目指していると報じられるミランだが、ガジディス氏は自身が就任する前から進んでいるこの補強戦略には100パーセントの賛成ではないという。
 そのガジディス氏が獲得を指示しているのが、神戸移籍の可能性も報じられたセスクだという。2008年末にアーセナルのCEOに就任したガジディス氏にとって、セスクは自身の在任中にクラブが放出した選手だが、ミランのCEOとしてチームに不可欠な戦力との考えを持っているようだ。
 いずれにせよ、ミランはこうした補強戦略についてファイナンシャル・フェアプレー制度の裁定を待たなければ動きづらい状況にある。しかし名門復活を目指すミランは、神戸にとって“セスク獲得”における強力なライバルとなりそうだ。


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