J1ヴィッセル神戸は元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタに続き、来シーズンから元スペイン代表FWダビド・ビジャ(←ニューヨーク・シティ)の加入が決まり、ワールドクラスのスターが次々と名を連ねる豪華陣容となる。そのなかで次なる候補として噂に挙がっているのがチェルシーの元スペイン代表MFセスク・ファブレガスだが、現在31歳のセスク獲りには強力なライバルが存在しそうだ。
 スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が伝えるところによると、セスクに狙いを定めているのはリーガ・エスパニョーラ屈指の強豪アトレチコ・マドリードだ。今シーズンのチェルシーではプレミアリーグ3試合63分の出場にとどまっているなど、マウリシオ・サッリ監督の下で出番に恵まれていない。
 サッリ監督はセスクの必要性を説いているものの、チェルシーとの現行の契約が来夏までで切れることから、他クラブから見ると移籍金なしでの獲得が可能となる。特に注目しているのは、アトレチコのシンボルと言える闘将ディエゴ・シメオネ監督だ。中盤の選手層をさらに分厚くしたいと考えており、有力候補としてセスクに強い関心を持っているという。セスク自身も母国クラブでのプレーを悪くない選択肢として捉えている模様だ。
 セスクにはその他にもACミラン、中国超級リーグからも注目を集めているとも記している。バルセロナの育成組織からアーセナルを経てバルサ、そしてチェルシーで存在感を放ったゲームメーカーの去就は、シーズンが進むごとに注目が高まりそうだ。


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