日本代表は16日の国際親善試合ベネズエラ戦で1-1と引き分け、20日に同キルギス戦に臨む。MF青山敏弘(サンフレッチェ広島)に代わり、11月シリーズで追加招集されたMF守田英正(川崎フロンターレ)はボランチのスタメン奪取に並々ならぬ闘志を燃やしている。MF柴崎岳(ヘタフェ)やMF遠藤航(シント=トロイデン)、MF三竿健斗(鹿島アントラーズ)らがひしめくなか、「誰よりもできる」とある部分に自信を漲らせている。
 当初、青山が11月シリーズのメンバーに招集され、守田は選外となっていた。ところが12日、青山は右膝痛のため不参加となり、代役として守田の追加招集を発表。9月シリーズでも追加招集されていた23歳の守田に、再びチャンスが巡ってきた形だ。
 今季J1連覇を果たした川崎から唯一の選出となり、「見てもらっているという実感と、優勝チームから僕一人なので、その責任感もある。今回も追加招集でしたけど、自分が中心になっていくという気持ちを持ってプレーしたい」と力を込めている。
 森保一体制の初陣となった9月11日のコスタリカ戦、後半37分にDF室屋成(FC東京)に代わって右サイドバックで出場。ユーティリティ性を買われて主戦場のボランチとは異なる場所での起用となったが、守田は「ボランチで勝負したい気持ちはある。そこで出た時にはアピールしていきたい」と公言している。



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