11月11日(現地時間)、セリエA第12節が行なわれ、ユベントスはミランに2-0で完勝した。

 試合はユベントスが終始ペースを握る展開だったが、39分にDFのハンドによってミランにPKが与えられる。

 キッカーを務めたアルゼンチン代表ゴンサロ・イグアインのシュートは、ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーの手に当たって軌道を変え、左ポストをヒット。ミランは絶好の同点機を逸してしまった。

 この試合の流れに大きな影響を与えたプレーの前、クリスチアーノ・ロナウドがシュチェスニーに何ごとか囁いているシーンが話題になった。

 試合後、守護神は「イグアインは、低めに強いボールを蹴るという話さ。僕もイグアインのことをよく知っているし、大体あのエリアに蹴るだろうと想定はしていた。C・ロナウドからは、球が強いから先に動くようにとアドバイスをもらった」と告白している。 プレミア、リーガ、セリエAに加え、
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 この試合の後に欧州は代表ウィークに突入し、シュチェスニーはポーランド代表に合流。11月15日(現地時間)の国際親善試合チェコ戦、20日のUEFA ネイションズ・リーグ(NL)のポルトガル戦に向けての練習で、FKを披露したことが話題になっている。英誌『DailyMail』が報じた。

「グダニスクでの練習中に、シュチェスニーが素晴らしいFKを決めた。これはどうやら、ユベントスでのチームメイトが深くかかわっているようだ。

 彼は動画に、『ありがとうクリスチアーノ。ミラン戦のPKは、君のアドバイスのおかげでうまくできた。今度はFKで僕から“恩返し”ができたらうれしい』とコメントを添えて投稿している。

 もちろん、相手を理解したうえでのおふざけだが、親しみを込めたジョークは、彼らの関係が円満なことをうかがわせるには十分だ」

 この投稿にサポーターからは、「その度胸に拍手」「確かにこれはすごい(笑)」「愛しい関係だ」「ハハハ!彼はベストティーチャーになるよ、クリスチアーノ!」といったコメントが1000件以上寄せられた。

 ポーランドはNL最終戦で、前回は2-3で敗れているポルトガルと対戦する。すでにリーグB降格が決まっているが、シュチェスニーは名守護神ぶりを発揮して、C・ロナウド不在のポルトガルの攻撃を封じ、意地を見せられるかが注目される。

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掲載元:サッカーダイジェストWeb
URL:https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=50280