日本代表MF中島翔哉(ポルティモネンセ)は16日に行われた国際親善試合のベネズエラ戦(1-1)に先発出場し、先制点をアシストした。ポルトガルメディアも中島の活躍に注目している。
 大分スポーツ公園総合競技場への移動で渋滞に捕まり、両チームともキックオフ1時間前を切って会場入りすることになったこの一戦。日本は先月のウルグアイ戦(4-3)メンバーをベースとした4-2-3-1システムで臨み、中島もこれまでと同様、左サイドハーフに配置された。
 ベネズエラ守備陣の寄せの早さに、持ち味である切り込みからのシュートは影を潜めたものの、セットプレーの場面で好クロスから先制点を演出する。0-0で迎えた前半39分、右サイドでFKを得ると、綺麗な弧を描くボールを放り込み、ファーサイドに走り込んだDF酒井宏樹(マルセイユ)がダイレクトボレーでネットに突き刺した。
 相手守備陣をかいくぐる正確無比なキックを披露した中島に、ポルトガル紙「レコルド」は「10番を身につけるナカジマはピッチ上において最高の存在であった一人であり、69分にハラグチと交代する際は、万雷の拍手を受けた」と称賛を送っていた。
 新体制での4連勝とはならなかったものの、ポルトガルリーグの中心選手として活躍する中島は期待を裏切らないプレーをピッチで示してみせた。



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