ドルトムントの勢いが止まりません。
 ブンデスリーガ第9節でヘルタ・ベルリンに終了間際に追いつかれて公式戦連勝は6でストップしましたが、リーガで堂々の首位。チャンピオンズリーグでも、アトレティコ・マドリーやモナコなどの強豪を抑えて3戦3勝グループリーグ首位と、まさに破竹の勢いといった状況です。
 ドルトムントは、今シーズンの開幕時と現在とでは様相が一変しました。
 ルシアン・ファブレ監督が就任した今シーズンのドルトムントは、シーズン開幕当初はチームコンセプトが定まらず、勝ち星を挙げながらも周囲に不穏な空気が漂っていました。
 監督もチーム作りが進まないことを認識していた様子で、試合後のミックスゾーンで映像メディアに呼び止められた際には「えーっ、今日はちょっと話したくないなぁ」といったような仕草で渋々質問に答えていました。無下に断らずインタビューに応じるあたりに、人の良さを感じたものです。
香川やゲッツェの境遇は……。 開幕当初ドルトムントに対する風当たりが強かったのは、ファブレ監督の選手起用法に原因があったと思われます。
 特に地元のアイドルで、ドイツ代表としてのキャリアも素晴らしいマリオ・ゲッツェや、ドルトムントの歴史を彩ってきた香川真司の境遇については様々なメディアで侃々諤々の議論が繰り広げられていました。
 当時、メディアが指摘していたのは、「ファブレ監督が志向する戦術、システムの中で、ゲッツェや香川の生きる場所や役割がないのでは?」という懸念でした。
 ファブレ監督は当初、4バック、アンカー、2インサイドハーフ、3トップの4-1-2-3というシステムにトライしていました。


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掲載元:海外サッカー - Number Web
URL:https://number.bunshun.jp/articles/-/832368