11月6日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージの第4節が行なわれ、グループCでは、ナポリとパリ・サンジェルマンが対戦した。

 前節、パリのパルク・デ・プランスで行なわれた対戦では、パリSGのディ・マリアが後半アディショナルタイムに劇的な同点ゴールを突き刺して2-2と決着がつかなかった。そして、会場をナポリの本拠地サン・パオロに移した今節のリターンマッチも、ハイレベルな戦いが展開された。

 互いに立ち上がりからじっくりとボールを回し、相手の隙を伺う展開となった試合は、20分を過ぎても目立った場面が見られない一進一退の攻防戦の様相を呈するなかで進行する。

 そうしたじりじりとした試合展開のなか、前半で数少ない決定機を創出したのは、パリSGだ。エースのネイマールを起点に敵陣深くに攻め込むと、22分にはその背番号10のパスに反応したエムバペが惜しいシュートを放った。

 一方のナポリも巨漢CBクリバリを中心にした統率の取れた守りで応戦。これによってパリSGの攻撃は一時下火となったが、前半終了間際の一瞬の隙を突いて、アディショナルタイム2分に均衡を破ってみせる。

 ネイマールのスルーパスに反応して左サイドをえぐったエムバペがゴール前へクロスを供給。これに攻め上がっていたベルナトが倒れ込みながら押し込んだのだ。 プレミア、リーガ、セリエAに加え、
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 アウェーチームが1点を奪った直後に前半が終了したなかで迎えた後半は、前半に枠内シュートが0本だったナポリが、一転して攻勢を強めて相手を押し込みにかかる。50分と51分には、メルテンスが相手ゴールを迫ったが、いずれも相手守護神ブッフォンの渾身のセーブに阻まれた。

 名手の牙城を崩すことに苦心したナポリだったが、52分と53分、54分と矢継ぎ早にシュートを浴びせ、怒涛の攻めを展開すると、62分にカジェホンがT・シウバに倒されてPKを獲得。この一大決定機をインシーニェが難なく決めて同点に追いつくことに成功する。

 受け身となって為す術なく同点ゴールを許したパリSGは、再度、ギアを入れ直して、攻勢を強めたが、相手のタイトなマークに苦戦する。これを見た、指揮官のトゥヘルは77分に元ナポリの大砲カバーニを投入し、勝負に出る。

 試合前に「感傷的にはなるよ。でも、勝負は勝負だ」と語って古巣対戦に燃えていたカバーニの投入とともに最前線の並びを3トップに変更したパリSGだったが、この日はどうしても決め手を欠く。84分には敵ゴール前でフリーとなったエムバペが決定機を得たが、ミートし損ねたシュートは枠の外へ逸れていった。

 その後、試合はオープンな展開となって互いに攻め合ったものの、結局、1-1で終了。勝点1を分け合った。この結果を受け、ナポリはリバプールと並ぶ勝点6ながら得失点差で抜いて首位に再浮上。一方のパリSGはトップと勝点1差(勝点5)の3位につけている。

 最下位のレッドスターも勝点4と、全チームに突破の可能性が残されている同組は、“死の組”と呼ばれるにふさわしい先の読めない混沌とした様相を呈してきた。

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掲載元:サッカーダイジェストWeb
URL:https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=49924