近年のサッカー界では、移籍が頻繁に繰り返される。長期にわたって同じクラブにとどまる選手が少なくなりつつあるのが現状だ。

 スイスを拠点とするサッカー関連調査機関の『CIES Football Observatory』は10月9日、今シーズンの欧州5大リーグで試合に出場したトップチーム選手の平均在籍年数ランキングを発表した(データはCIESによる)。

 ここでワンツーフィニッシュを飾ったのが、ラ・リーガの2強だ。レアル・マドリーが5.84年で首位、バルセロナが5.36年で2位につけている。

 2009年に加入したクリスチアーノ・ロナウドが去ったマドリーだが、2005年に加入したセルヒオ・ラモスや2007年1月入団のマルセロ、C・ロナウドと同じ年に加わったカリム・ベンゼマらがチームを“牽引”。近年、下部組織出身者が減りつつあるバルサも、リオネル・メッシやセルヒオ・ブスケッツ、ジェラール・ピケらカンテラーノの存在が大きい。

 リーガ勢に続いて3位に入ったのは、5.26年のバイエルン。フランク・リベリが2007年に加入し、2009年にはトーマス・ミュラーがトップチームに昇格。アリエン・ロッベンも加わった。
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 平均在籍年数が5年を上回ったのは、欧州5大リーグではこの3クラブのみ。以降、上位10クラブはアトレティコ・マドリー(4.17年)、トッテナム(3.89年)、アスレティック・ビルバオ(3.80年)、マンチェスター・ユナイテッド(3.72年)、ボルシアMG(3.48年)、ナポリ(3.43年)、ボーンマス(3.37年)だ。

 一方、もっとも平均在籍年数が短かったのは、パルマの0.65年だ。これに、カーン(0.74年)、フロジノーネ(0.75年)、ウエスカ(0.81年)、ボローニャ(0.90年)、ジェノア(0.92年)、ベティス(0.96年)、ラージョ・バジェカーノ(0.99年)、ストラスブール(1.03年)、スタッド・ドゥ・ランス(1.05年)と続いた。

 CIESは今回のランキングを「もっとも安定した/していないクラブ」と評した。また、見方次第では、「もっとも忠誠心のある選手が多いクラブ/少ないクラブ」とも言えるかもしれない。

 もちろん、在籍年数が結果に結びつくとは限らない。ランキングに登場した各クラブが、今シーズンどのような戦いを見せてくれるか注目だ。
 

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掲載元:サッカーダイジェストWebの更新情報
URL:http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=48433