サッカー・日本代表合宿(9日、新潟市内)キリンチャレンジ杯2試合に向けた合宿2日目。全23選手がそろい、本格的な練習が始まった。W杯ロシア大会メンバーも合流した中、MF堂安律(20)=フローニンゲン=は実戦形式でいきなりゴール。森保ジャパン期待の星は、サッカー専門誌フランス・フットボールが新設した21歳以下の最優秀選手に贈る「コパ賞」候補10人にも選ばれるなど、世界からも注目が集まる。
 ロシア組も合流し、本格的に動き出した森保ジャパン。最初の実戦形式で、堂安が1発目をたたきこんだ。次代の主役候補は2度目の代表合宿で充実感を漂わせた。
 「どのチームでもポジション争いはある。そこにおびえてないです。いつも通り楽しんで、自分のプレーに集中したい」
 合宿初日だった前日8日はリカバリーメニューで軽めに終了。この日は合流したばかりの一部の海外組を除いて、みっちりトレーニングを行った。8対8の紅白戦ではMF三竿の左クロスに右足で合わせてゴールし、ファン約3500人から歓声を浴びた。ポジション争いが予想されるMF原口の目の前で好調ぶりを見せつけた。
 世界の注目も日増しに高まる。フランス・フットボールが新設した欧州最優秀若手選手賞の候補10人にノミネートされたことが、この日発表された。
 「びっくりしました。ただやっぱり誰もがエムバペが取るって分かっている。でもいつか堂安が勝つんじゃないかって思われるよう、これから追い越していきたい」
 同誌の選定する欧州年間最優秀選手賞バロンドールの若手版で、W杯ロシア大会でブレークした同い年のフランス代表FWエムバペ(パリ・サンジェルマン)と肩を並べた。2016年にはU-19(19歳以下)アジア選手権のMVPに選ばれ、移籍1年目だった昨季フローニンゲンで公式戦10得点と残してきた結果が評価された。
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掲載元:「サッカー」の最新ニュース - SANSPO.COM(サンスポ・コム)
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