今季開幕から好調だったバイエルンが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を含め3戦未勝利(2分1敗)と、このところ足踏みを強いられている。こうしたなか、ウリ・ヘーネス会長がニコ・コバチ監督に対して苦言とも取れるコメントを残しており、ドイツメディアはここまで称賛を集めてきた同監督に対する“初の批判”かと報じている。
 バイエルンは夏のドイツ・スーパーカップでフランクフルトを5-0で退けると、その後のDFBポカールを白星で終え、ブンデスリーガでは開幕から4連勝。その間に行われたCLグループステージ第1節も勝利し、7戦全勝と好スタートを切っていた。しかし、ブンデスリーガでは第5節のアウクスブルク戦(1-1)、第6節ヘルタ・ベルリン戦(0-2)をモノにできず、現地時間2日のCLグループステージ第2節アヤックス戦も1-1のドローと勝ち点3を獲得できず、スランプに陥っている。
 ヘーネス会長は3日夜、ドイツ地元紙「tz」を含むメディアに対し、このところの試合についてコメント。そのなかで「大々的なローテーションがあり、それによって何かが少しおかしくなった。ただし、そのことを大袈裟には考えていない」と語った。
 コバチ監督は、2-0で勝利したシャルケ戦から先発5人を代えてアウクスブルク戦に臨み、1-1で引き分け。その試合から6人を入れ替えてヘルタ戦を戦い、0-2で完敗した。続くCLのアヤックス戦は3人を入れ替え1-1でドロー。前半4分にドイツ代表DFマッツ・フンメルスのゴールで先制するも、攻撃陣が後に続かず、同22分に同点弾を奪われた。



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