レアル・マドリードは現地時間2日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節でロシアのCSKAモスクワと敵地で対戦し、最後まで得点が奪えないまま0-1の敗戦を喫した。公式戦3戦未勝利にサポーターからは批判の声が上がっているが、フレン・ロペテギ監督は「今、我々はそれほど悪くはない」と語り、人々に落ち着くように呼びかけている。スペイン紙「マルカ」が報じた。
 主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスを含めて複数人のメンバーを欠く状況下で臨んだ一戦は、まさかの展開となった。前半2分に自陣でのミスから失点を献上すると、その後反撃を試みるも数多くのチャンスを決め切ることができず。試合終盤の猛攻も不発に終わり、公式戦3試合連続無得点で敗戦を喫することになった。
 しかし、ロペテギ監督は試合後、記者会見の中で現在の状況が決して悪いわけではないと主張した。
「10日前に(グループステージ第1節で)ローマに勝利したが、その時も無敵ではなかった。今、我々はそれほど悪くはない。サッカーにはひっくり返さなければならない状況がいくつかあるんだ」
 また内容に関して「数え切れないほどのチャンスを決め切ることができなかった」と語ったロペテギ監督は、サイドからチャンスを作り続けていけばゴールを奪えると確信しているようだ。
「我々は得点を奪おうとし続けなければならない。チャンスを生み出し続けることができれば、我々はもっと成功するだろう。チームが得点することは間違いなく、勝利も付いてくるだろう。今日は簡単な試合ではなかったが、我々は次のアラベス戦について考える必要があるね」
 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの移籍が大きな痛手になっているのではと囁かれているレアルだが、アラベス戦ではしっかりとゴールを生み出すことで多くの批判を鎮めることができるのだろうか。



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