スイスを拠点とするサッカー関連調査機関の『CIES Football Observatory』が10月1日、今シーズンの欧州5大リーグにおける「最も若いチーム」と「最も年齢が高いチーム」のトップ20を発表した。

 平均年齢23.79歳で5大リーグの中で最も若いチームとなったのは、セリエAのフィオレンティーナだ。エースストライカーのジョバンニ・シメオネ(23歳)や、イタリアが期待する売り出し中の新星フェデリコ・キエーザ(20歳)などの若手を主軸にしながら、セリエAで現在3位と好調を維持している。

 2位には23.93歳でマインツが入り、3位以降はニーム(24.20歳)、RBライプツィヒ(24.25歳)、リール(24.30歳)、ニース(24.58歳)、マルセイユ(24.74歳)、レバークーゼン(24.85歳)、トゥールーズ(25.03歳)、サッスオーロ(25.14)と続く。

 リーグ別に見ると、トップ20のうち最も多かったのはリーグ・アンの8チームで、ブンデスリーガが6チーム、セリエAが4チームと続き、ラ・リーガとプレミアリーグからは1チームずつしかランクインしなかった。
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 一方で、「最も年齢が高いチーム」は29.53歳のキエーボ。2位がパルマ(29.46歳)、3位がユベントス(29.26歳)と、“表彰台”をセリエA勢が独占した。イタリアからはスパル(28.42歳)が9位、ローマ(28.41歳)が10位と、トップ10に5チームが入っている。

 セリエA勢以外でトップ10入りしたのは、4位ワトフォード(29.04歳)、5位サンテティエンヌ(28.70歳)、6位バーンリー(28.61歳)、7位エスパニョール(28.56歳)、8位バイエルン(28.46歳)だった。

 トップ20で見ると、8チームがランクインしたセリエA勢に続くのは、18位にバルセロナ(28.09歳)が入るなどしたリーガの5チーム。プレミアとリーグ・アンは3チームずつで並び、ブンデスはバイエルンだけだった。

 勢いのある若手と経験豊富なベテランをいかにうまくミックスさせるか――各クラブは頭を悩ませている。若ければいいわけでも、“おっさん”だからダメなわけでもないからだ。

 今回のランキングに入ったチームは、シーズン終了時にどのような成績を残しているのだろうか。

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掲載元:サッカーダイジェストWebの更新情報
URL:http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=48044