バルセロナは現地時間26日のリーガ・エスパニョーラ第6節レガネス戦(1-2)で今季初黒星を喫した。格下に足元をすくわれたなか、先制弾となったブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョのビューティフルボレー弾にスペイン紙から称賛が送られている。

 0-0で迎えた前半12分、敵地に乗り込んだバルサが試合を動かす。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが右サイドで相手守備陣を置き去りにしてドリブルで持ち上がると、中央へパスを供給。コウチーニョのトラップは高く浮いてしまうも、冷静に落下点を見定めると、そのままダイレクトで右足を振り抜いてゴール右隅へ突き刺した。
 見事なミドル弾にスペイン紙「マルカ」は、「狙撃手の帰還。メッシのラストパスをコウチーニョが衝撃的なゴールで沈める」と特集。ペナルティーエリア手前を「コウチーニョの特別区域」と表現し、今季すでに2度目のミドル弾であることも説明している。
 コウチーニョは昨季以降、ペナルティーエリア外からのミドル弾を9本マーク。記事によれば、これはメッシと並び、欧州5大リーグ最多だという。試合にこそ敗れたがバルサだが、今後もコウチーニョの“射撃”に救われる局面は何度もあるだろう。



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