“サッカーの神様”ジーコは、日本サッカー界の発展に大きく貢献した功労者であり、同じブラジル人選手にとっては雲の上の存在だ。J1サンフレッチェ広島のブラジル人FWパトリックが26日の天皇杯翌日に朝食をともにしたことを明かし、「憧れの人」との2ショットを公開している。
 広島は26日に天皇杯ラウンド16で鹿島アントラーズと対戦。前後半90分で決着がつかず延長戦に突入したなか、鹿島のMFレオ・シルバとMF三竿健斗に得点を許し、0-2で敗れた。ベンチスタートのパトリックはFW渡大生に代わって後半25分から出場したが、チームを救うゴールは奪えなかった。
 悔しいベスト16敗退となったが、パトリックは翌27日に自身の公式インスタグラムを更新。日本語で「今日はこの憧れの人と朝ごはんを食べました。彼の経験を聞いて勉強になりました」と綴り、一枚の写真をアップした。
 背中に手をかけ、笑顔で収まる写真の隣にいるのは、テクニカルディレクターとして16年ぶりに鹿島に復帰したジーコだった。敵地・鹿島での試合だったこともあり、朝食をともにする機会に恵まれたようだ。
「私のアイドル、ジーコ。愛情、そして、私にフットボールを経験する機会を与えてくれてありがとう! 私はこの国で歴史を作るために、あなたを模範にする。今ここのキャリアでの幸運を祈り、ハグを贈るよ!」
 パトリックはポルトガル語でこのように綴り、ブラジル出身のJリーガーとして、ジーコを模範とすることを誓っていた。
 ちなみに、鹿島戦に先発出場した同じブラジル人のMFフェリペ・シウバも公式インスタグラムにジーコとの2ショットをアップして、喜びの声を上げている。



※海外サッカーのランキングをチェック♪

掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
URL:https://www.football-zone.net/archives/137947